こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

 

今日は犬関連の研究ニュース

 

最近では犬を飼うと子供が喘息になる確率が低くなるということが知られてきました。
以前でもこのブログで紹介しています。

犬は幼児の守り神? 

 

しかし、どれくらいの確率で喘息のリスクが減少するのか??
そのような調査をスウェーデンの研究者が統計を調べてみました。

Child asthma doctor 130826

 

調査対象は小学校に上る前の子供377,000人
小学校の子供も276,000人と大規模の調査になりました。

 

生まれてから1歳までに家で犬を飼っていた小学生(6歳)では
飼っていない子供に比べ13% 喘息になることが低いという統計が分かりました。

 

また、生まれてから1歳まで家畜がいる家で育った子供は6歳時点で
飼っていない家に比べると52% 喘息になるリスクが低いということが分かりました。
(就学前の子供は31%) 

 

「なぜそのようなことになるのか、今のところ正確には分からない」っと研究者が言っています。

 

”恐らく、1つの理由かもしれないし、またが複数な理由があるかもしれない。
家の中のホコリ、ペットから出るホコリにさらさるのがその喘息のリスクを下げる理由かもしれません。”

”また、犬がいることにより外で過ごす時間が多くなるとか、体を動かす機会が増えるので
それがいい理由かもしれません。”

 

”ただ、今のところ主な理由として考えられているのは
犬や動物がいることにより、空気中にいるバクテリアを呼吸と一緒に吸い込むことが

喘息になるリスクを低下させていると考えられている ” っと研究者が言っています。

 

”犬がいること、犬を新しく飼うことで赤ちゃんが喘息になってしまうかもしれないと心配する
親がいるかもしれないが、それは心配しなくて良い” とも言っています。 

 

清潔!綺麗!除菌!だけだと、強い子になれないと調査結果が表しているようですね。

 

早い段階からある程度、免疫システムを鍛えておく必要があるのかもしれません。

 

確かにデータを見たことはないですが、最近ではアレルギー 食物アレルギーの子が
以前より増えている気がするのは僕だけはないはず。 

 

リスクを避けようとすることが、よけいリスクになることもあるようです。

 

なんか、この話 犬の社会化にも共通しているものがありますね。
怖がりな仔犬を「怖がりだから」という理由で外に出すことなど避けてしまう人
また、必要以上に病気を心配するあまり外に出さないなどを行う人もいますがそれは物凄いリスク。 

99% 問題行動が出てきます。 

 

有意義なリスクを取っていきましょう。

 

今日の教訓

 

犬を飼っている家庭は子は喘息のリスクが低い

 

出典元:LiveScience 

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