こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日はコラム
2020年のオリンピック招致活動の末 東京オリンピック開催が決まったのですが
その招致活動のプレゼンで出てきた言葉「お・も・て・な・し」
それ以降、頻繁に聞かれるようになった「日本の”おもてなし”って凄いだぜ」っという自画自賛に違和感ありませんか?
外国人に褒められるならいいですけど、自ら言うのもね・・・
しかも、「おもてなし」が日本の独自の文化だ、と言いかねないような雰囲気。
英語にもHospitality(ホスピタリティ)って言葉がありますし、世界の国々でも客人をもてなそうっという文化は
当然のごとくあり、日本に限ったことではない。
私は日本で「おもてなし」っと聞くとまず旅館のサービスが思いつく。
しかし、悪く言ってしまえばあの押し付けがましい旅館の「おもてなし」が個人的には好きではない。
「お食事は何時になります」っと夕食の時間は決めれ、食べ終わったら布団を引きに仲居さんが来る。
ダイニングなどで、食べる場合は食事が終って帰ってきたらお布団が引かれてたりする。
宿泊とは言え、部屋はプライベートな空間。
プラベートな空間に人が勝手に入ってくることにも違和感がある。
朝は朝で、朝ごはんだと起床を迫られ、ダイニングなどで食べて帰ってくると、布団が既に片付けてある。
私はぐーたらなので、食べた後は少しゴロゴロとしたいがそれが許されない。
一見なんでもやってもらえ至れり尽くせりなのだが、全て旅館側の都合でなんでも決められ、こちらに決定権はあまり無い。
もちろん、それは個人個人の主観なのでこれが良いという人もいるかもしれないが、僕は好きじゃない。
海外(主に欧米諸国)がなんでもいいっと言うつもりはないが、僕にはそっちの方が合う事が多い。
日本のようにこっちが言う前から、なんでもかんでもやってくれることはないが、
頼んだり質問したりすると、とても丁寧に答えてくれる(人によることもある。海外は当たり外れがあるのが難点(^^)
希望を言えば一生懸命希望を叶えようとしてくれることも多い。
文化の違いと言ってしまえばそれまでかもしれないが
日本は前もってこちらが言い出す前に「これ、いいでしょ」「あれがいいでしょ」っと提供してくれるように感じ
欧米諸国はこちらから言い出し希望を叶えてくれるというスタイルなように気がする。
犬との接し方も日本では日本型の人が多く、日頃から犬を色々と「おもてなし」し過ぎる人が多いようだ。
あれこれと構い過ぎるのだ。
犬との距離もそれ慣れなりに必要で、近すぎると色々と弊害が起こる。
以前も犬との距離感はこのブログでも何回か書いてきた。
海外のホテルには「ほっといてくれる心地よさ」というものがある。
犬との距離感もそれくらいがいいと思う。
犬にも「ほっといてくれる心地よさ」を味わせてあげましょう。
今日の教訓
犬には日本型「お・も・て・な・し」は不要!