こんにちは。ManahauDogのきむらです。
今日はコラム
僕のクライアントさんでは、子犬のしつけをしたいという方も多のですが
レッスンが終了し、お客さんにレッスンの感想を求めたとき僕自身どう言われたいのかというと
「別にレッスン受けなくて良かったかも。 普通にいい子だし・・・」
ま~本当に直接言われたちょっとショックかもしれませんが(笑)このように感じてくれたらいいかなと思います。
僕のトレーニングは特に見栄えがする芸を教えるわけでもないし、散歩時にビシっと横に歩かせるわけでもない。
なのでそんなふうに思うかもしれない。
でもそれで十分であるし、十分すぎる。目指していた目標はそこなのですから。
現状、特に問題なく楽しく過ごせているということはその子が出そうな問題をすべて潰せたことになる。
お手伝いさせて頂いた飼い主さんと愛犬が問題なく普通に楽しく生活できていることは大変嬉しいことである。
もしタイムマシーンがあればそのような事は頻繁に起こるかもしれない。
例えば、タイムマシーンに乗って安土桃山時代の織田信長に会えたとします。
(wikipediaより)
「明智の野郎がさ〜 あなたを本能寺で襲おうと計画しているよ!
そんなに警備を厳重にする気はないみたいだけど。しっかり、警備をしたほうがいいよ」
っと進言できたとします。
諸説ありますが、手薄になっていた警備のスキを付いて襲撃したと言われていますから
厳重に警備されていれば明智も諦め、信長も助かったかもしれません。
そして、本能寺の変があったその日も普通の日常と変わらず過ごせていたでしょう。
しかし、事態がなかったらなかったで、信長に怒られるかもしれません。
「おい お前。明智が襲ってくると言っていたが全然襲ってこないではないか」
「警備など厳重にする必要なんてなかったじゃないか」と。
冷酷だったとも言われる信長 めっちゃ怒られるか、打ち首にすらなるかもしれません。 教えてあげたのに・・・・
けっして、トレーナーはタイムマシンを持っているわけでも未来を予想できるわけではないが、子犬に出るだろう問題行動はある程度予想できる。
なぜなら歴史にはパターンはないが、子犬の成長は個々の差はあるにせよパターン性もある(時々規格外の子もいますけど^^;)
これまでの学者さんたちが出してきた論文や犬の習性。 また、自身の今までの経験によるものが大きい。
子犬のしつけとは問題の可能性を潰すこと。
結果的に”普通にいい子”と思えるように思ってもらえば大成功である。
これからもレッスン受けなくても良かったなじゃない?っという人を増やすために
頑張っていきたいと思います。
今日の教訓
しつけは問題の芽を摘むことが大切