こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日のコラム
従来の幼児教育が嫌い
行動学の勉強目的で幼児教育の本を読むこともあるのですが
よく言われる幼児教育で気になる点があり、そこが好きじゃない。
それは
抱きしめれば万事解決的なこと
寂しがったらしっかり抱きしめてあげましょう。
怖がったらしっかり抱きしめてあげましょう。
問題行動を起こすのは愛情が足りないからです。しっかり抱きしめてあげましょう。的なこと
何を根拠に言ってるかよくわからない。
これは感情論に過ぎない。
そればかりか、子供が自己解決する機会を親が奪ってしまう危険性もある。
親がその子のずーーっと付き添って過ごすことは出来ない。
保育園や幼稚園に行く年齢になれば、子供の社会で色々なことが起こる。
それは自己解決する必要性が出てくる。 そこの抱きしめてくれる親はいない。
子供の行動や感情に親が介入し過ぎるのは、子供の自立を遅らせることにはならないだろうか。
以前、このブログでオランダの子育て方法を紹介したことがある
こっちのほうがよっぽど子供の為に良いと思う。
犬も同様
犬の行動にいちいち反応していたら、悪影響を及ぼす
問題行動を強化してしまう要因に人間の過介入がある。 要は構い過ぎ。
ほっとくのも愛情。
抱きしめるだけが愛情ではない。
言うことを聞いてくれない等 子育てに悩んでいる方は
一度 奥田健次さんという行動分析学の学者さんの本を読んでみることをおすすめします。
この方は学問を利用し幼児教育や自閉症の人の行動療法を実践してる方です。
とても参考になります。
今日の教訓
抱きしめるだけじゃ何も解決しない