こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日はコラム
あまり犬をテーマとしたテレビは見ないのですが
先日、テレビで”問題犬特集”みたいな番組をたまたま見ました。
当然「え?え〜?」っと思うことが多々あり、フラストレーションが・・・(笑)
やはりこういう番組は見ないに限る。
でも、一般の人は信じちゃんだろうなっと思いながら見ていました。
人間、シンプルでわかりやすものが好きです。
こういった番組でも、専門家という人が出てきて犬の”気持ち”を解説します。
「こういった行動の裏には犬は・・・と思ってやっています」
「こういった心理から・・・」
どうやったら犬の気持ちが分かるんでしょう?
犬に聞いたのかい?
人間だって、自分自身の気持ちがわからない時もある程なのに
犬の気持ちなんて分かるはずがない。
トレーニングでも、その分かるはずのない犬の気持ちに重きを置いてしまうと
ややこしくなります。 正しい答えは永遠に分かりません。
ドラえもんの道具「ほんやくコンニャク」があれば少しは分かるかも。
なので、僕はあまりトレーニングでは犬の気持ちを重視しません。
やって欲しいことを強化し、やってほしくないことを少なくする。
大切なのは行動!
やって欲しい行動を強化するためには犬の「楽しいな」「嬉しいな」って気持ちは大切なのですが
問題行動の原因追求のための気持ち(どうして?なんで?)はあまり必要ありません。
気持ちが分からなくてもトレーニング、しつけは出来ます。
実際、いままで信じられていたものが研究によって
間違っていたことなどよくありますからね。
しつけで重要なのは気持ちじゃなく、行動!
今日の教訓
犬の気持ちは分からない。