こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日はトレーニングの話

先日、ある本を読んでいると、こんな一節がありました。

”人間には、ほぼ共通して苦手な場所や状況というものがある。
ヘビを怖がらないようにする訓練は馬鹿げている。
ヘビがいそうな場所にはいかない ー それが賢明な大人の判断というものだ”

これは犬のトレーニングにも言えることです。
馬鹿げていると言うのは言い過ぎですが、初めから苦手なところで練習するのは無茶な話。

例えば、
犬を見て興奮してしまう犬をトレーニングしようとする時、
多くの方は”苦手”克服しようと、あえて犬がいる所でトレーニングします。

トレーナーでも犯すミスですが、これは間違っています。

やって欲しくない行動をあえて出して、
怒って制御するトレーニングで多く行われますがトレーニングは怒らなくても出来ます。

参照
【コラム】怒るという選択を捨ててみる 

しつけをしようっと思う方は真面目な人が多いので、
「困難にあえて立ち向う!」「逃げる自分は許せない!」 という方もいると思います。

しかし、逃げるのもトレーニングのうち
始めのうちは逃げるも大いに結構!

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もし犬が苦手なら、犬のいることころに行かなければいい。

犬がいるところでもコントロールできるようになるのは最終目標。
最初から一番の難所でトレーニングするのは無理。

まずは犬がいないところでコントロールする練習を行なうのが賢明な大人の判断。

闇雲に困難に立ち向う必要もありません。

今日の教訓

トレーニング始めは難所から逃げるべし。

参考:人生を変える80対20の法則

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