こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日はこんな実験結果をご紹介。
犬のしっぽ 右に振っているか 左に振っているかで感情がわかる。
そして、犬はそれを理解している。
イタリア・トレント大学の研究者が発表しました。
犬が右に振っている時は嬉しい(向かって左)
左(向かって右)は不安 恐怖
犬の感情がしっぽに現れることはよく知られています。
嬉しい時、怖い時、警告
ご存じない方も多いのですが、犬がしっぽを振るのは嬉しい時ばかりではないのです。
怖い時などにも振ります。
咬傷事故は警戒をしてしっぽを振っている犬に対し
「しっぽを振っているから犬が喜んでいる」と勘違いをし、手を出して咬まれるケースが多いです。
”尻尾の振り方の違いは右脳の左脳の動きの違いが関係している”と研究者が言います。
人間でも右脳が左半身、左脳が右半身を動かしていることは知られています。
以前、実験でしっぽの左右の動きで、犬の感情が違うということは発表されていました。
今回の発見は犬もその左右の違いを理解しているという研究発表でした。
他の犬がしっぽを左右のどちらかに振っているビデオを見せその犬の反応を観察したところ
右にしっぽを振っている犬を見た時はリラックスしており
反対に左に振っている犬を見せた時は心臓の心拍数も上がり
不安そうにしてる様子が見て取れたとのことです。 (”不安そう”の定義が不明ですが・・・)
研究者がこういっています。
”この感情を読み取る方法は意図的にやっているわけではないく、
経験を積んで理解できるようになったものだろう。”
なかなか面白い実験ですね。
以前、僕も自分の犬を観察した記憶があります(笑)
犬の感情を読み取ってトレーニングをするというのは実際には難しいですが、
日常生活には役立ちそうですね。
でも、警戒してしっぽを振っている犬は見て明らかですけどね・・・
しっぽを見るまでもなく明らかに臨戦態勢・・・ 僕は絶対に近づきません。
”しっぽを振っている=嬉しい” だけではないと、覚えていてください。
皆さんのわんちゃんも、しっぽをどっちに振ってるか観察してみてください。
今日の教訓
犬のしっぽ 右か左か 振り方で感情が分かる??
犬もそれを理解している??
参考元:Life With dogs