こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日は犬とは”なんぞや?”っという話。
犬の先祖はオオカミだということは、広く知られています。 オオカミは群れを作り、アルファーと呼ばれるボスを頂点に 力で支配された厳しい階級社会で生きていると言われていました。
オオカミを祖先に持つ犬も、同様であろうと勝手に分類され 犬も同様ボスが必要であるとされていました。
そのため、昔からそれを取り入れたトレーニングや 犬を力で支配することを良しとされていました。
しかし、 オオカミ自体、厳しい階級社会で生きてないと聞いたらどう思いますか?
群れの多くは親と子、血縁関係でできた家族同士、協力しあって ほのぼの生きているとしたらどう思いますか?
実はこれがオオカミの実態だと研究で明らかになってきています。
オオカミ = 犬 ”ではない”にも関わらず、 オオカミの行動学を元に犬の行動学も語られていました。
しかし、そのオオカミですら、アルファー、ボスの原理で生活していません。
ボスを示す、”アルファー”という言葉はただ単に”親のオオカミ”を示す以外では 意味をなさなくなっています。
すでに、 犬に力で支配するボスやリーダーが必要とあるという理論は 大きく崩壊しています。
あなたの愛犬があなたの地位を狙っていたり、ボスになりたがっているということは さらさらありませんので、安心して接してあげてください(笑)
以前は犬は、「犬の皮をかぶった、オオカミ」なんて言われることもありました。 100歩譲ってそうだとしても、
中から出てきたオオカミですらボスになることを望んでいません。
犬は家族の一員として生活したいだけです。
今日の教訓
オオカミですら、階級社会で生きていない。 犬にもボスは必要ない。