こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日は海外の犬ニュースをご紹介。
イギリス、スコットランドである女性に裁判所からこんな判決が下されました。
あんた!動物飼うの2年間禁止!!
何が起こったかと言うと
なんだか分かります?
判決を受けた、女性ジャネット・ミルンに飼われていた
イングリッシュ・ブルテリア ヘンリー
その子のお腹をレントゲンで撮ったものなんです。
お腹の中から”電気カミソリのコード”が見つかりました。
誤って飲み込んでしまったみたいです。
飼い主、ジャネットによると
”ヘンリーは3日間くらい調子が悪かった。キノコを食べたんだと思っていた”
と検査官に話しています。
ヘンリーは腸を傷つけられてしまい結局、安楽死させられました。
痩せこけ、極めて病的な犬を獣医さんに連れて行かず適切な処置をしなかった事により
2年間、ペットを飼う事を禁止するという判決が下されました。
プラス300ポンドの罰金。(日本円で約¥38,000)
飼い主であるジャネット・ミルンは
犬に不必要な苦しみを与え、適切に処置しなかった事を認めた。
何とも痛ましい事件です。
ヘンリーはご飯も食べられず、辛かったでしょうね。
でも、3日で痩せこけるわけないです。
元々、適切な飼育をされていなかったか、
もっと長く放っておかれていたか。
裁判所は判決は正しいですね。
一生禁止でもいいくらい。 まったく!
愛犬家の皆さんもそうだと思いますが、本当に頭に来ますよね
こういうニュースは。
ただ、日本で同じ事が起こった場合
どこまで法による強制力があるか疑問ですね。
動物愛護法
第四十四条
愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
2 愛護動物に対し、みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行つた者は、
五十万円以下の罰金に処する。
と言う法律はありますが、この事件ではどこまで適応されるか・・・
見つけた場合、どこに連絡をすればいいのか?
警察は動いてくれるのか?
答えは警察に連絡すればいいようです。
残念ながら警察官でも愛護法をあまり知らない人もいるようなので
説明は必要との事です。
全体的に言える事ですが、日本での動物愛護と言う社会的な雰囲気はまだまだ弱いです。
犬を飼っている方ならそう感じる事が多いと思います。
動物愛護後進国の日本。
もっともっと動物達が住みやすい国にしていきたいですね。
参考記事