こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日はトレーニングの話。

皆さんは気は短い方ですか? せっかちですか?

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せっかちはトレーニングではなかなか曲者。

トレーニングが効率よく進んで行かない理由の一つとして
この「せっかち」があります。

トレーニングと聞くと、どうしても人間側が”やらせよう”
”言うことをきかせよう”っという常識が働いて頑張ってしまいます。

「お座り」っと言ってわんこが反応しないと間髪入れずに
「オスワリ、オスワリ オスワリ!」
とオスワリ攻撃をする方が多いです。 

身に覚えがありますか?(笑)

トレーニングの目的はあくまで、落ち着いてきける子にする 考える子
自主的にやる子です。

オスワリ攻撃を行った場合
犬が床におしりをつけて座るという行動に固執しまっており
どういう手段をとっても犬を座らせてやろう!っという心理状態になっていると思います。

これではいつまでたっても、スマートに一回言ったらすぐできるような
わんこになるのは難しいです。

では、どうするか?

犬に考える時間を与える。

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前段階のトレーニングがしっかりできており
「お座り」というコマンドが理解しつつあることが前提ですが 
その段階まできたら、犬自身に考えさせるようにしましょう。

「お座り」とコマンドを出し、お座りしそうな仕草が見られるのですが
なかなかしないという場面ではどうしても「お座り!」ともう一度言ってしまうことが多いです。

これ、とっ〜てももったいな!
もう少し待ってれば出来たのに! 

褒めれる場面を一つ逃してしまいました。

待つ忍耐、見てる忍耐が必要です。

最初のうちは最低でも10秒〜20秒くらい、
わんこに考える時間を与えてあげえるといいでしょう。

頑張って意気込んでトレーニングしていると10秒は長いですが
冷静に状況が見れ、余裕を持ってやればそんなに長くはありません。

逆にそれだけの余裕が持てない場合、急いでいる場合は
トレーニングを行わない方がいいでしょう。  

失敗してイライラして終わりです・・・・

以前のエントリーでも書きましたが
「一呼吸を置く」クセをつけていきましょう。

トレーニングは冷静に楽しく!

今日の教訓

犬に考える時間を与えよう! 
 

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