こんにちは。ManahauDogのきむらです。

 

今日はしつけの話

 

犬を飼い始めて、しつけの仕方などの本を読んだ方も多いかと思います。
訪問するお宅にもしつけの関する本を見ることがあります。

 

何冊か読んでみると分かるのですが、本によって言っていることが違うので
混乱する飼い主さんもいます。

 

昨日、レッスンにお伺いしたお宅にも本があったので少し見せてもらいました。

 

「柴犬の飼い方」だったかな? そんな様な本でした。

 

パラパラと見ていると、甘噛の対処方法が書いてありました。
なんて書いてあったかというと

「甘噛したら犬を裏返して腹を出し、口に手を突っ込んでダメ!」っと叱りましょう。っと
書いてありました。

 

写真入りで”犬の正しいぶっ飛ばし方”が書かれていました。

 

「ほうほう なるほどね!」って思うはずがない!

 

なんですかこれ? めちゃめちゃ古い古典的なしつけ方法で、動物虐待です。
 

ぶっ飛ばしたいなら、なんでもいいですよ。そんな”正しいぶっ飛ばし方”なんてありません。
大人しくなるまで往復ビンタでもいいですし、蹴っ飛ばしてもいいです。好みに合わせて、好きにすればいいです。

 

でも、そういうことをしたくないから本を買って読んでいる方が大半でしょう。
”専門家”がそう言うなら、そうやって怒るしかないのかと勘違いする方も多くいることでしょう。

 

しかも柴犬のしつけ本です。 こんなしつけしてたら、本気で噛むようになる可能性もあります。
暴力は必要ないです。

 

本って色々な本がありますが、紙に印刷され、活字になっただけで信用度が増します。
犬のしつけ本にも正しいこと、正しくないこと。最新の情報、古くて使えない情報が混在しています。

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本というだけで信用してはいけません。
また、本だけでしつけができるようになるとは思いません。

 

しかし、本は有用な情報源であることは間違いありません。
では、どんな本がいいのか?

 

本を読むなら
世界的にしつけ界に大きな影響を与えたイアン・ダンバー氏の本を読んでみてはどうですか。

 

どんな考え方でしつけをする人なのかこの動画を見てれば分かります。

 

イアン・ダンバー 犬にやさしい調教法
 

 

本を選ぶ時はよく精査して、有意義な情報に触れてください。

 

今日の教訓

 

本というだけで信用してはダメ。

 

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