こんにちは。Manahau dogのきむらです。
皆さん、オーストラリアの固有種 コアラを実際に見たことはありますか?
愛嬌があり、のんびりしていてとても可愛いですよね。
そんなコアラですが近年、野生の生息数が減少し
オーストラリア政府は絶滅危惧種に指定しました。
毎年、4000頭ものコアラが殺されています。 その大きな原因は犬!
野生の犬(オーストラリアにはディンゴという野生の犬が生息しています)
家庭犬によって多くのコアラが殺されています。
なんとか対策をしなければと
ボランティアでコアラ病院を運営している団体がドッグトレーナーと話し合い
コアラに攻撃を加えないようトレーニングをするプログラムを立ち上げます。
子犬のトレーニングは8週齢からはじめ
コアラの匂いに慣れさせたり、生きたうさぎや猫などの小動物にも慣らしていきます。
また犬の飼い主にコアラに対する知識を持ってもらい
コアラがいるエリアは犬をリードから放さないようにしてもらうことが大切。
飼い主を教育するのが最重要とコアラ病院のオースティンさんは言います。
この病院に連れて来られるコアラのうち
25%は家庭犬による攻撃だそうです。
「犬がどんなにいい子だろうと関係ない。
飼い主達は犬がコアラの生息数を減らしてる原因になっていることを
認識しなくてはいけない」 っとオースティンさん
また
「犬をトレーニングすることによって、コアラを守ることに効果があるかって?
座って何もしなければ、コアラがいなくなるだけさ」っとも言っています。
できることから少しずつっということですね。
犬がコアラの生息数を減らしている原因になっているという事実は
犬好きの私達にはとても残念なニュースですね。
僕が以前いたお隣のニュージーランドでも同じようなことがあります。
ニュージーランドの国鳥、シンボルでもあるキウィという鳥が犬などが原因で
生息数を減らしています。
野生動物保護為 ナショナル・パークなどは犬は入れません。
どんなにいい子でも犬は他の動物を見た瞬間に
スイッチが入ってしまう子が多いですよね。
日本だと猫でしょうか。リスやネズミなども周辺では見かけます。
突然、走り出したりすればとても危険です。
小さいうちから猫やその他の小動物に慣れさせれば
将来、それらの動物を追いかけ回すリスクが減ります。
より安全に暮らすために、日本の犬も小さいうちから
猫や小動物に慣れさせるようにしていきましょう。
今日の教訓
コアラの生息数を減らしている主な原因の一つは犬
日本でも子犬のうちから小動物に慣れさせよう。
参考記事