こんにちは。ManahauDogのきむらです。

 

今日はコラム

 

運転していて、めちゃめちゃ椅子を前に出してキツキツで運転している人
見ることないですか?

 

恐らく、運転に自信がない人がそうやっているのだと思います。
きっとその人の考えとしては、車幅感覚に自信がなく 椅子を出来るだけ前に出して
フロント部分を見たいんだと思います。

 

でもね、いくら椅子を前に出しても見えないものは見えません。
しかも、ハンドル操作もしづらく危険ですらある。 もうそこは感覚で運転するしかないんですけどね。

Pexels photo 217158

犬の感情もそんな感じがあるなって、そのキツキツで運転している人を見て思いました。
どんなことかというと

 

分からないものは分からない!

 

ドッグトレーナーという仕事をして、犬の気持ちも分からないの!なんて言われそうですけど、分かりません。

 

よく、テレビとかで「犬はこう思って、こういう行動をしてる」とか解説している人がいますけど

いやいやちょっとまってよ。 君は特殊能力の持ち主かい?
犬になったことがあるのかい?っと

 

結局、そこは想像の域を出ないですよね。(人間の心理学も同じような事が言えると思う。)

 

犬の気持ちも、昔の「オオカミ主義」で間違って解釈されたり、代弁されたり
困ってしまった犬も大勢いたことでしょう。

 

また、犬のトレーニングにも犬の感情ってそれほど重要ではないんです。
もちろん 犬が感情がないと言っている訳ではない。喜怒哀楽が豊かな動物である。 

 

しかし、行動改善を図る為には気持ちや感情というものを無理に理解したり解釈する必要もない。
それどころか、昔のように間違った解釈で理解した気になっている方が害ですらある。

 

分からないものは、分からない。 僕はそれで良いんじゃないかなと思います。

 

無理に人間の価値観で犬の行動や気持ちを理解しなくても良いんじゃないですかね。 
違う動物ですから、違う価値観で生きていても良いんじゃないですか。 

 

今日の教訓

 

犬の感情は理解できない。それでいいじゃないですか? 

 

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