こんにちは。ManahauDogのきむらです。

 

今日はコラム

 

昔から疑問なのだが、日本の有名人が中国に行くと中国語で挨拶することがありますよね。
その時、「ニーハオ 私は〜です」と自己紹介しているのだが

 

聞く限りでは、その人の名前が跡形もなくなっている。

 

他の言語では、「こんにちは」とか「よろしくお願いします」とかその単語は分からなくても
固有名詞は大概聞き取れる事が多い。 (日本語との発音が違うと聞き取ることが難しいときもあるが)

 

しかし、中国では日本人の名前を中国読みにし固有名詞が変わってしまうというおかしなことが起こる。

Pexels photo 

僕は木村という名前なのだが、中国読みでは「ムーツン」という読み方になるらしい。
でも、ムーツンさんっと言われてもさっぱり分からず、無視することになるだろう。

 

「キムラで良くない?わざわざ中国読みしなくて良くない?固有名詞でしょ」っと思うのである。
もちろん、個人間ではそんなことはなく、中国人に「私はキムラです」と自己紹介すれが
キムラっと呼ばれるし、わざわざ漢字を聞いてきて 「あー ムーツンか」これから「ムーツンって呼ぶね」とはならない。

 

名前だけが、独り歩きしてしまう有名人特有の問題かもしれない。

 

しかし、犬と飼い主の間でもこの「言葉の勝手に変換問題」が往々にして起こる。 

 

どんな問題かというと、飼い主が犬との間で決めいておいたコマンド、指示語を勝手に変えるのである。

 

例えば犬が飼い主の元へ戻ってくる行動を「おいで」という言葉、合図にしていたのに
ある日突然飼い主たちは合図を変更するのです。 

 

人間「ロン もう帰るからこっちに来なさい」

ロン「モウカエルカラ コッチニキナサイ?」 なんだそれ? まーいいや

人間「ほら いいから帰るよ」

ロン「イイカラカエルヨ?」

人間「いい加減にしなさい。早く来なさい」

ロン「なんか言ってるな。 怒ってるみたいだから、とりあえず行ってみるか」 

人間「何回言わせるの! もう帰るからね」

ロン「”おいで”なんて言われてないんだけど・・・」 

 

よく見る光景ではあるが(笑) 犬、不憫・・・

 

犬は言葉を文章として理解しない。 
まして「来なさい」と「おいで」が同じ意味だとは理解できない。

 

犬と上手くコミュニケーションを取りたかったら、こっちらの気分で
勝手に指示を変えないことだ。それが、上手に犬と暮らしているコツだ。

 

固有名詞も指示後も勝手に変えない! 気をつけましょう。

 

因みに、日本人も中国人の固有名詞や地名を日本読みに勝手に変えていますけどね・・・
習近平は中国では「シーチンピン」と読むらしいです。

 

これはマスコミがいけないんでしょうかね? 固有名詞は勝手に変えてはいけないと思うのですが。

 

今日の教訓

 

固有名詞も指示語も勝手に変えてはならぬ

 

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