こんにちは。ManahauDogのきむらです。
今日はコラム
先日、車を運転しながらラジオを聞いていると時事ニュースをやっていました。(確かTBSラジオ)
その中の一つのニュースに小学校でイジメがあり、そのイジメに担任が加担したというニュースがありました。
もちろんイジメは卑劣な犯罪だ。
仲裁、解決する立場の担任がイジメに加わっとなれば、先生の質とか言う以前に人間としてどうなのか?という話だ。
しかし、コメンテータの1人がとても興味深い話をしていた。
イジメはいけないことであるが、感情的に「イジメはいけない!」「イジメを根絶しよう」っと言っても
イジメはなくならない。
「イジメはいけない事です」と正義を語っても その”正義”はモチベーションにはなりえない。
何か正しいことをするにも、なにかしらのモチベーションが必要。そこを考えないと。
っと言っていました。
(ラジオだったので、一語一句正確には記憶していませんが)
すごく本質的なことを話す人だなっと思いました。
と同時に行動学の知識もある人なのかなっと思いました。
途中から聞いたので、分かりませんが恐らく社会学者の人がコメンテーターだったみたいです。
なるほど。
犬のしつけでもこの”正しい”を犬に求める人がいます。
「犬なんだからご主人様の言うことを聞きなさい」
「トイレは決まったところでやりなさい」
「散歩は引っ張るな」
「ソファーには乗るな」
”犬なんだか 〜しなさい”はモチベーションにはなりません。
人間でも犬でも一緒。何かの行動をして欲しかったらその行動に対して
報酬や利点 モチベーションになるものが必要です。
犬のしつけではその動機づけや、やって欲しい行動を導き出すことが重要となってきます。
犬に”正しい”を求めるのは諦めましょう。
今日の教訓
しつけでは動機づけが大切。