こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

 

今日はコラム

 

犬という生きものは、空気などを読まない まったく自由奔放の動物である。
嫌なことを嫌と周りの空気を読まず主張するし、嬉しい時は素直に嬉しいと表現する。 

 

人間みたいに、嬉しいんだけど嬉しくないふりをするっと可愛げのない行動はしない。

 

そこが犬のいいところであり、多くの人が犬に魅力を感じる部分でもある。
人間はそこに取り込まれメロメロになってしまう。

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しかし、反対によく怒られている犬は 空気を読む。読みすぎる。

空気を読むというか、飼い主の顔色を伺いながら 常にビクビクしている。
犬にとって飼い主の怒りスイッチがよく分からず 日常的にスイッチがいつ入るか緊張しながら生活をしている。

 

怒るトレーニングは叱る基準が一定ではなく曖昧になることが多い。人間の機嫌や気分が大きく関わってくる。
それ故に犬に伝わりにくく、犬もいつ怒られるかとビクビクするようになる。

 

犬と飼い主の間に多大な悪影響を及ぼす。 なので、僕は怒るトレーニングはおすすめしない。

 

先に言ったように、元来犬は自由奔放の生きものである。
それが魅力であるのだが、それに付き合っていると言い方は悪いが犬に付け込まれてくる。

 

「あー暇だ ”ぴーぴー”言うと かーちゃんかまってくれるから ”ぴーぴー”言っとくか」とか
「ここにオシッコすると、かーちゃん大騒ぎして飛んでくるから楽しだよな」など

 

犬は人間をよく観察して、学習する動物。 こっちが思っている以上に観察されている。
下手すれば、人間が犬を観察する以上に犬は人間を観察することに長けているかもしれない。

 

それに対処していくには、こちらも人間の事情を主張していかなくてはいけない。
 

ぴーぴー言ってようが、「今は忙しいから遊べません」とか、

おそそをしてしまう子はトイレトレーニングは行いつつも
「あー しちゃったのね。」っと静かに犬に構わないで、そそくさと片付けてしまう。
下手に「駄目だと分からせてやろう!」なんて思わないほうがよい。 そのような行為は犬の思うツボだ。 

 

主張上手の犬と暮らすには
こちらも上手く”あしらう技術” ”無視する技術”は飼い主として必須科目だ。

 

空気を読まない犬たちに対処するには、こちらも負けずに犬の空気を読まない。
静かに自己主張していきましょう。  あくまで静かにです。怒り散らす自己主張とはまた別ですよ(笑)

 

今日の教訓

 

いなす技術はお相撲さんだけではなく、犬の飼い主にも必須。 

 

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