こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

 

今日はトレーニングの話

 

人は教育と聞くと、知識のある偉い人が学びたいと思う人達に教えてあげる
又は学びたい人が知識人に教えを乞うという体系を頭に浮かぶ方が多いかと思う。

 

日本では特に教育者に権力がある傾向が強いように感じる。教育者は”先生さま様”である。
もちろん海外でもそのような傾向はあるが、日本がより強い。

 

個人的にはそのような傾向は好きではない・・・

 

とは言っても、生まれてから日本で住んで日本の文化に染まっている自分として
海外の教育機関で学ぶことになった時の第一のカルチャーショックは

生徒みんなが先生を名前で呼び捨てにするのだ。

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(写真はイメージ) 

挨拶する時も「Hi マイク!」ってな感じで
もちろんお辞儀をすることも、敬語を使うこともない。 なんとも心地が良い(笑)

 

日本以外のアジア圏でも教育者絶対主義があるらしく
先生を名前で呼ぶのに抵抗があったのか「Teacher!」っと呼んだアジア人生徒がいた。

 

先生は不思議そうな、怪訝な顔をしていた(笑)

 

話を戻すが、この教育者絶対主義を犬のトレーニングでも行う人がいる。
犬のトレーニング業界では昔よりは犬に優しいトレーニングが増えてきているが

 

そんな人でも根本的には犬に教えてあげるという立場を取る人も多くいる。

 

そもそも、犬たちは僕達人間たちから何かを学びたいと思っていない。
これっぽっちも思っていない。

 

そんな犬たちに何かを教える、人間のルールを教えるためには
強制的に教えるか、気に入ってもらうしかない。

 

以前は多くのトレーニング、トレーナーで強制的に教える方法が取られてきたが
愛護的な問題や犬との関係にも悪影響がある。効果もそれほどないということが科学的に分かっているので、それにこだわる必要はない。 

 

残る1つは、犬に気に入ってもらい受け入れてもらうしかない。

 

犬にはボスが必要だという間違った考え方が今だに主流なこともあって
犬に威圧的な態度を取る人も多い。

 

人間様絶対主義、教育者絶対主義では犬のトレーニングは上手く行かない。

 

気に入って、受けてもらう。
気に入ってもらうにはどうしたら良いか、考えながらトレーニングする。

 

このトレーニングは楽しく練習でき、犬との関係づくりにも役立つ。
この方法を取らない理由はない。 

 

今日の教訓

 

犬に言うことを聞いて欲しかったら気に入ってもらおう。

 

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