こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

 

今日はコラム

 

マッキンゼー・アンド・カンパニーとう会社、皆さんも一度は聞いたことがあるとは思いますが
アメリカに本社を置くコンサルティング会社です。

 

泣く子も黙る経済のエリート集団なのですが(笑)
この会社の行動規範なかにこのようなものがあるそうです。

 

「異議を唱える義務」

 

相手がどんな立場であっても違うものは違うと言うのが義務です。ということらしいです。
とてもアメリカらしいですね。

 

日本では異議を唱えることがその人の人格否定ととらえれれてしまう傾向があります。
意見の違いがあるのは人間なのである程度、あってしかるべきだと思いますが、堂々と異議を唱えることは、はばかられます。
東芝や三菱自動車、オリンパスの不祥事を見ていると、その傾向が大企業であればあるほど上司や上層部に意見を言うのは難しいではないかと見えます。

 

犬のトレーニングでも、昔は世界的に恐怖政治的なトレーニングが行なわれていました。
「犬が人間様に意見を言うことなど許されません」っというような如く

 

犬が”やりたくない” ”行きたくない” ”それは好きじゃない”っというのは許されてきませんでした。

 

人間が”こう”と言ったら、そうしなさい強制されながら
あれやるな、これやるなっと怒られながらしつけをされてきました。

 

幸運にも、十数年前 犬のトレーニング業界では大変革がおこり
その恐怖政治的トレーニングはメインストリームではなくなってきています。

 

しかし、日本においてはその恐怖政治トレーニングは色濃く残っています。
人間の子供のしつけにおいても、「怒ることは分からせるためにある程度仕方がない」とか
「いやいや そうではない」と言う議論も度々テレビなどでおこります。

 

行動学では結論は既にでています。「怒ることは必要ありません」

そして、犬にも犬の事情があり 人間に異議に唱える権利もあります。

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「それやりたくない」 「行きたくないな」っという意見もあるでしょう。
それを強制的やらせるのではなく、

「それをやったらこんなにいいことがあるよ」
「それをやったらこんなに楽しいことがあるよ」っと気づかせてあげればやるようになります。

 

犬の意見も尊重してあげましょう。

 

今日の教訓

 

犬にも犬なりの意見がある

 

参考:「好き嫌い」と才能  楠木 建 (著)