こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
ファジーって言葉 ご存じですか? ちょっと前に日本でも好んで使われており、日本語英語化していたこの単語。
”ぼやけた”とか”あいまい”っという意味。
電化製品などでもファジーエアコンってありましたよね。
「あいまい」っというのは日本人の得意分野ですが(笑)
最近の傾向としては、いい事も悪いこともことも含め その曖昧さを許容することができない世論になってきていると感じます。
黒いものは黒 白いものは白
常に正論が正しいみたいな・・・ 正しいは正しいんでしょうけど、なんかギスギスした世の中になったなと思います。
「あいまいさ」っというのは犬のトレーニングでも大切です。
人間界もそうですが、常に白黒つくものばかりではありません。
例えば、犬嫌いなわんちゃんをトレーニングする時は
飼い主さん的にはテレビや映画に出てくる「あははは〜 犬だ〜 皆で遊ぼうよ!」って犬を目指したがる傾向があります。
しかし、トレーニングとしてまず目指すところはまずファジー的なところ
「犬は好きじゃないが、犬がいても特に嫌じゃない」
↓
そこから「犬と挨拶してみようかな」
↓
「犬と遊んで見ようかな」
となるよう目指す。
お留守番が苦手な依存体質な子の場合なども
飼い主さんはいるが、かまってもらえない
↓
飼い主さんはいるが見えない、他の部屋にいる
↓
飼い主さんがいなくても大丈夫じゃん!
他にも基本トレーニングをするにしても、成功か失敗か、1か0ではなく
「成功ではないが、失敗ではない」的なものを許容する場合も必要になってくる。
ただ、目標があっての”ファージ” ”曖昧さ”であって
その目標が定まってなければただの中途半端に終わってしまいます。 その辺は区別しなくてはいけませんね。
今日の教訓
トレーニングには曖昧さも必要。