こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日はコラム
犬のトレーニングってよく真面目に頑張ってやらないといけないものだと
勘違いされることが多いです。
特に日本人は学ぶことに勤勉で、「石の上にも三年」という言葉あるように
何事も我慢してまで続けることが美徳されています。
でもね、それは犬に強いるのは無理な話。
人間にもそれは学ぶうえで効果的かどうかは今となっては疑問。
犬をコントロールしていく上で大切なのは遊びの要素を上手に取り入れること
犬を楽しませて言うことを聞いてもらうのが結局は犬をコントロールすることにつながります。
犬が言うことを聞いてくれない?
大方の理由は「犬を十分に楽しませていない」から。
犬を楽しませる要素はなんでもいい
大概の子はおやつが好きだが、おやつよりおもちゃが好きならおもちゃでも良い。
行動は結局は損得勘定。
自分で決めた行動をするより、飼い主の言うことを聞く方が楽しい、得が多いと分かれば言うことを聞いてくれるようになる
要はしつけとは飼い主の言うことを聞いたほうが犬にとって得!というイメージを作ってあれば良い
当然、まじめに練習し、大きな声を出せば犬が言うことを聞いてくれるということはならない。
日本人の感覚では 「遊び=ふざけている」っと思われる人もいるが
遊びは何かを学ぶ上でとても大切な要素。
楽しいと思わない物は上達しないし、続けることも難しい。
例えば、麻薬捜査犬たちが日々活躍しているが
あの子とたちだって「世の中から麻薬を無くしたい」「悪いやつを捕まえたい」っと正義の為に働いている犬と思いますか?
どこから、あの意欲が出てくるか?
犬が麻薬を見つけるという仕事は、彼らとっては「宝探し」 言ってみればゲームです。
宝を見つけ出すと人間は物凄い褒めてくれ、思いっきり遊んでくれます。
それが悪いことですか?
真面目に正義の為に働かないといけませんか?
犬は麻薬を見つければ遊べて、人間は麻薬を排除出来る。
どちらにとってもWin – Win
家庭の犬も一緒
飼い主の言うことを聞けば犬が楽しい思いをする。
犬が飼い主の言うことを聞いてくれれば犬、飼い主共に安全を確保できる。 犬をコントロール出来る。
無駄な力を使わなくていいし、安全で楽ちん
どちらにとっても Win – Win
真面目やることだけが能じゃない。
犬に言うことを聞いて欲しかったら遊びの要素を大切にしていきましょう。
今日の教訓
しつけは「まじめにやろう」なんて思わなくて良い