こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日は世界のわんこニュース
イギリスでは最近、短頭種(パグやシーズなどの鼻が短い犬種)ツブレーズが人気があるそうです。
しかし、それに伴ない飼育放棄される子も増加傾向にあるとのこと。
動物愛護団体 Battersea Dogs & Cats Homeに持ち込まれたパグは2010年では13頭でしたが
2014年には36頭のパグが保護されています。
シーズも同様、保護される数が増えて2010年には44頭だったものが
昨年は70頭に増加したとのこと。
遺棄する多くの理由は健康的な問題。 呼吸器系のトラブルを抱え
飼い主では対処しきれなくなり遺棄してしまうそうです。
保護施設のスタッフ・オパマン氏はこう言っています。
「パグやシーズはとても可愛く、素晴らしい犬種です。 しかし、健康に問題を抱えている多くの子がいる現実があります」
「飼う時はその犬のことをよく調べ、どのようなリスクがあるのか知ってから飼いましょう」っと言っています。
確かに、短頭種の子は色々と体が弱い子が多いですね。
また、上記でもあるよう呼吸器系のトラブルも多く、普通に散歩しているだけでも息が上がってしまう子もいます。
僕は体の構造的な問題が含んでいるようにしか思えません。
ブルドッグもあのサイズの他の犬種と比べると突出して寿命が短いです。
やはり、短命とあの極端に短い鼻、それをなす遺伝子が無関係とは思えません。
あの極端に短い鼻も人間が作り上げたものです。 今はスタンダードと呼ばれていますが
昔はあそこまで極端に短くなかったようです。
1790年頃のブルドッグ
マズルがしっかりあります。
短頭種だけではありませんが、”スタンダード”というモノを保つため
それにより健康に影響があることがあります。
例えば
チワワはアップルヘッドがいいと言われていますが、アップルヘッドの子は水頭症の発症率が高い。
そんなこともあり、ある程度のスタンダードというものは犬種を保つために必要だとは思いますが
「スタンダード、スタンダード」と言われるのは、どうも毛嫌いしてしまう傾向が個人的にはあります。
健康に被害を及ぼす、スタンダードってなんなんですかね?
犬を飼う時はその犬種の歴史 成り立ちから調べたほうが良いでしょう。
そのうえで、上質のブリーダーさん探しをしましょう。
今日の教訓
その犬種をよく知ってから飼いましょう。
出典元:The telegraph