こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

 

皆さんは断耳、断尾にどのような意見をお持ちですか?
断耳、断尾ってなに?っという方もいるかもしれませんので、説明しておきますと

犬は犬種によって生まれてから、耳を切ったり、尻尾を切ったりすることがスタンダードと言われている犬種がいます。

 

断耳はドーベルマン、ピットブル、グレートデンなど
断尾はプードル、ウェルシュコーギー、ピンシャー、ボクサーなど 

 

ドーベルマンは、下の写真、左の子のように元々は垂れ耳です。
しかし、皆さんがイメージするドーベルマンは右の子のような立ち耳ですようね。
それは手術して耳を切って形を整え、立たせるのです。

Doberman Ears I 5 800px cfdea790

 

断耳断尾する犬種で元々のオリジナルの姿、断耳断尾前の犬を見たことがないっという人も多いのではないでしょうか?
ペットショップで売られている子達の殆どは既に断耳断尾されている子ばかりですので、
元々の姿を見たことがに人が多い理由かと思います。

 

しかし、断耳断尾は世界の国々では動物愛護の面から禁止をする国が多くなってきております。
特にヨーロッパ、イギリス、ドイツ、オランダなどは法律でそれらを行うことが禁止されています。

 

日本では残念ながら、断耳断尾がいいとか 悪いとかの議論すらあまり聞こえてきません。
昔は使用犬として断耳断尾を行う意味があったのかもしれません。
しかし、今となっては無用な美容整形的な意味合いが強いのではないでしょうか。 

 

個人的には断耳断尾は禁止にするべきと思っています。

 

前置きが長くなりましたが、カナダでも断耳を禁止にする州が増えてきており、
最近ではブリティッシュコロンビア州が新たに断耳することを禁止にしました。(カナダも州に大きな自治権が認めらている)

 

科学的にも、断耳することの利益があるとは証明できておらず
反対に、行動やコミュニケーションに悪影響があるとされています。

 

ブリティッシュコロンビア州では、治療目的以外の断耳はできなくなりました。

 

いいことですね! 日本でも早くなればいいのに。議論に上がるのすらいつになることやら・・・・

 

皆さんも、世界ではこのような議論があるということを知っておき
自分の意見も持っておきましょう。

 

今日の教訓

 

断耳断尾禁止が広がっている。

 

出典元:Veterinary Pactice News 

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