こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
昨日、動物取扱責任者研修を受講してきました。
これは動物を取り扱うことを生業としている人、またその責任者は年に1回以上3時間以上の研修を受けることが法律で義務付けられています。
これねー 3時間もやるです。3時間!そんなに必要あるのでしょうか。
会社でもありますよね。そういうの。会議をやることが目的みたいな。
3時間って、時間ありきの法律に疑問ありです。 いかにもお役所仕事。
毎年毎年 お金と時間を持ってかれます。 色んなデバイスを使って、必要事項を伝えることはできると思うのですが。
しかし、せっかく行ったので何か1つくらいは持って帰りたいと、話を聞いたり、テキストの眺めたりしました。
毎回研修の中には必ず法律関係の話はされます。
動物の愛護及び管理に関する法律 いわゆる動物愛護法の話なのですが、
概要は知っていますし、改定されれば主な部分は毎年研修で聞かされます教えていただけます。
自分が関係するところは読んだりもしました。しかし全体的には読む機会はあまりありませんでした。
テキストに動物愛護法の本文がのっていたのでパラパラと見ていると、あるところに目がとりました。
第5章 雑則
(動物を殺す場合の方法)
第40条 動物を殺さなければならない場合には、できる限りその動物に苦痛を与えない方法によってしなければならない。
皆さんは愛護センターなどに保護され 殺処分される犬、猫たちはどうやって殺されるかご存じですか?
殆どの自治体では今だに犬、猫たちがいる部屋に二酸化炭素ガスの注入され、それによって窒息死させられます。
窒息死ですよ。安楽死ではないです。
法律で苦痛を与えない方法で行うように言われていますが、自治体がそれに従っているのでしょうか。そうは思えません。
「できる限り」ってところで逃げ道はあるのでしょうが・・・・
自治体によっては、 薬剤の投与によって殺処分を行っているところもありますが、まだ少ないのが現状のようです。
どうしても殺さなければならないのであれば、法律通りに苦痛を与えない方法で行ってほしいものです。
もちろん、一番悪いのは身勝手な人間です。
自治体だって好きで犬や猫を殺してるわけではありません。
動物を救いたくて獣医師になったのに、そのような場面に立ち会わなくてはいけない獣医師さんや
役所で働く人もいるでしょう。 大きな心の負担になると思います。
そして、恥べきことに我が千葉県は殺処分数が全国のなかでも多い方だと研修で仰っていました。
犬、猫の殺し方など、そんなおぞましい話をしないですむ世の中になってほしいです。
今日の教訓
殺処分ゼロの日を願って
参照:平成27年 動物取扱責任者研修テキスト 千葉県健康福祉部