こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日は世界の名言をご紹介
世界で最も知られている劇作家の1人 シェイクスピアのお言葉です。

物ごとには、本来、善悪はない。ただ我々の考え方いかんで善と悪に分かれる

CHANDOS3
ウィリアム・シェイクスピア

うーーん 深い! 

犬のしつけ的解釈でもこれは大いに役立つ考え方です。
本来、犬の行動も善悪はない。

犬が犬として行動しているだけで、膳も悪もない。
それを決めるのは人間です。

例えば

犬はペットシートにオシッコをしないと、多くの犬は怒られますが
ペットシート以外に用をたすことは犬にとっては悪いことではありません。

それを決めるのは人間

リードを引っ張ると怒られますが、犬にリードを付けることがそもそも不自然で
引っ張ることは別に悪いことではない。

それを決めるのも人間

しかし、家の中そこら中にオシッコをしたら困りますし(人間が)
リードを引っ張れば安全にお散歩することは難しい。

善と悪はありませんが、こちらが意図した行動を犬に覚えて貰う必要があります。 

なので、犬を「ダメでしょう!」と叱るのは自分本位な考え方です。
別にダメではない。 

ついつい、自分の考え方が正しくて 相手は正しくない。
自分の意図した行動が善で 意図しない行動は悪と思いがちです。

世の中の犬もそれにより いっぱい叱られています・・・

犬が意図しない行動をしても、”悪”と見なさず、
「あー そういった考えもあるよね」くらいの余裕が必要かなっと思います。 

そして、こちらが意図する行動をするよう仕向け、その行動を強化していく、
つまり、しつけをする必要があります。

正直、イライラしてしまう時もあると思いますが(笑)
根気強くやっていきましょう。

今日の教訓

犬の行動に善も悪もない。

写真:wikipedia 

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