こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日は世界のわんこニュース

西アフリカで猛威をふるっているエボラウィスルですが
世界的な広がりを見せ、感染拡大が恐れられています。

先日、アメリカ国内で初めてエボラウィルスの感染患者が確認され、亡くなりましたが
その治療に従事していた、看護師の二次感染が確認されました。

西アフリカに渡航履歴がない人が、国内感染する初のケースとなりました。

26歳、看護師のニーナさんの感染が確認された後、ニーナさんは隔離施設に移されました。

実はニーナさんはベントリーという名のキャバリアを飼っています。
感染者が確認され、その患者はペットを飼っているというニュースが流れると
アメリカ全国から動物好きの方の大勢が心配しました。

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というのも、その前にスペインでも感染者が確認されその感染者も同じく犬を飼っていました。
政府は感染の検査もせず、感染者の飼っていた犬を殺処分にしました。 

感染を抑えこむためには、少しのリスクも排除する必要があるのかもしれません。
一概に批判は出来ませんが、悲しい出来事です。 

今回のアメリカの件ではどうなるのでしょうか。
関係当局は飼い犬のベントリーは危険ではないと判断しているようです。

ニーナさんがエボラの症状が出始めた頃、感染が確認されてから
ベントリーとの接触は限られており感染の可能性が低いようです。

念のため、ベントリーは家から隔離施設に移され
テキサス州、ダラス市の管轄下におかれ、獣医師からのケアーを受けているとのことです。

2005年のCDC (アメリカ疾病対策センター)の研究論文によると
犬もエボラウィルスに感染するが、ほとんどの場合ウィルスに感染した動物の死骸を食べることにより
犬自身も感染するとのこと。
また、人も動物より感染する場合があるが、それらは感染したいた動物を食料として屠殺するときの感染。
その時の研究では犬から人へ感染するかは分かっていない。

まずは、ベントリーがすぐに殺処分されなくてよかったです。
飼い主さんのニーナさんが回復し、また2人で楽しく生活できるようになるといいですね。

日本も例外なくエボラウィルスの危険にさらされおり、いつ国内に入ってくるか分かりません。 
正直、僕達自身に何ができるか分かりませんが
エボラウィスルの感染が終息に向かうことを願ってやみません。

今日の教訓

アメリカ初の国内感染者の飼い犬 とりあえずは無事

出典元:LIFE WITH DOGS

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