こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
皆さんは衝動買いってしますか?
店員さんに上手く勧められてついつい買ってしまったっという経験は誰でもあると思います。
車のセールスでもテクニックがあるようで
自動車販売のコツは顧客に考えさえるのではなく”感じさせること”なのだそうです。
セールスマンは訪れた顧客をよく観察し、運転席に座るよう言いくるめる。
そしたら、キーを取りに行って試乗を勧める。
あるセールスマンはこう言いました。
「ハンドルの感触さえ覚えさせれば、契約を結んだも同然だ」
”そして重要なのは顧客の感情が高ぶっているその日のうちに契約を取り付けること”
これ、どこかと似ていませんか?
皆さんも体験したことがあるかもしれませんが、これペットショップの抱っこ商法と一緒。
子犬を売っているペットショップに行くと必ずと言って
「この子 抱っこしてみませんか?」 っと勧めてくる店員がいます。
別に親切に言っているわけではなく、これはいわゆる”抱っこ商法”
可愛い子犬の体温や鼓動を顧客に覚えさせるため。
一度子犬を抱かして、その犬の生命感を感じさせ運命を演出する商法です。
先程出た車のセールスと一緒
「感触さえ覚えさせれば、契約を結んだも同然だ」
そして「縁です」「運命です」とか適当なことを言って子犬を売ろうとします。
犬好きの人はメロメロになってしまいます。
お世話が出来ないという人がいたら
「小型犬はお散歩はほとんどいらないから大丈夫です」
っと詐欺的な嘘をついて売ろうとします。
あるペットショップではこの文句はマニュアルになってる程と聞きます。
犬を飼うのに向いていない人にもどんどん犬を売りつけます。
そして、犬と飼い主のミスマッチをどんどん生み出します。
ペットショップは犬が売れればいいのです。
その後の犬や飼い主の生活など知ったことではありません。
売っている子犬も過酷な環境から来た子がほとんど。
大半が繁殖屋やパピーミル(子犬工場)と呼ばれる所から来ています。
生体の店頭販売は犬の犠牲の上で成り立っている商売。
売れるから、この商売が成り立つのです。
いつの日か日本でも犬の店頭販売が禁止になることを願っています。
犬好きの人は特にペットショップに近寄ってはいけません。
メロメロになり、思考力が低下します。
知り合いで犬が欲しいという人がいる場合はペットショップではなく
愛護団体で保護されている犬や、良質のブリーダーから直接譲ってもらうように勧めましょう。
今日の教訓
日本にも正しい動物愛護を!