こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日はコラム
お題は”ノーリードは悪なのか”

現状の日本では”悪”だと言わざるを得ません。
なぜならルール違反だから。
殆どの都道府県の条例で”犬は係留しなさい”となっております。

しかし、日本でも犬を放して遊ばせている人も少なくありません。

ルールを守れない人、破っている人が犬を放して遊ばせています。
多くの場合、ルールを守れない人を注意すると
逆ギレされたりと、どんどんノーリードのイメージが悪くなります。

そのような人達がしっかりと犬をトレーニングしているとも思えません。

元々ノーリード自体が”悪”だというイメージが日本では根強くあると感じますが
ルールを守れない人達により更にイメージが悪くなります。  

本来、犬のノーリード自体はそんなの悪いものなのでしょうか?

犬をノーリードにすることを許している国は多くあります。 
どこでも放していい訳ではない国が大半だと思いますが、放してよい場所が沢山あったりします。 

僕が以前いたニュージーランドの例を言えば
基本、公共の場所ではリードを付けなければならないということは日本と一緒。
ですが、多くのノーリードできる公園が多くあったり、ビーチがあったりします。
特に柵が設けられているわけでもなく、ひろーい場所で遊ばせることが出来ます。 

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(上の写真は同居人が飼っているシェパードを近くの公園に連れて行った時のもの
看板には Off Leash Dog Exercise Areaと書いてあります) 

みんな自由に自然を満喫し、仲良く遊んでいます。

そこには犬も自由を満喫する権利、走り回る権利が存在します。

子犬の社会化にしても、ノーリードでよく社会化されたお兄さんワンコ、
お姉さんワンコに遊んでもらうのが一番いい方法です。

ノーリードで、遊ばせるにはしっかりと呼び戻しも出来ないと行けないし
みんなと仲良く、仲良くしないまでも、吠えたり攻撃的ではない必要があります。

ノーリードで遊べる場所があるということが
犬をしっかりコントロールしよう、出来るようにしようと飼い主のモチベーションになり
自然とトレーニングもするようになると思います。

ノーリードで楽しく遊ばせられる犬がニュージーランドでは多くいます。

ドッグパークの存在が結果的に犬と人間が上手に暮らす成熟した社会を形成することに
一役買っているのではないかと思います。
(日本のドッグランとは異なります) 

恐らく日本では犬との接し方、考え方などの犬文化も西洋諸国とは違い
将来的にも犬を放せるようになるとは思えません。

下手をすれば、もっと規制がきつくなる可能性の方が大きかもしれません。

少なくとも現状を維持し、更によい方向に発展させるためには
日本なりの成熟した犬社会を築き
一人ひとりがマナーを守り、誰しもが犬のトレーニングする社会になる必要性を感じます。

皆さんはどう思いますか?

最後に、ノーリードで海を楽しむわんこ達の動画をご紹介(+にゃんこ)
オーストラリアだそうです。わんこ達はすごく楽しそうです。

 

今日の教訓

・ルールを守り、ルール内で目一杯犬と楽しむ
・一人ひとりが成熟した犬社会を目指す!

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