明日から9月になるというのに残暑が厳しい毎日ですが
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
も~ この残暑はなんざんしょ
おやじギャグの一つも言いたくなるお年頃になってきた
Manahau Dogのきむらです。
さて、今日はトレーニングのお話
皆さん トレーニングの時におやつを使ってますか?
よくしつけの本などでも議題になることもありますよね。
おやつはトレーニングに必要かどうか。
おやつを必要以上に嫌がる方もいらっしゃいます。
なんででしょう
おやつに”つられて”、行動するのが嫌
おやつにつられるのが悪いこと
ここで例題をひとつ
例えば、いきなり鬼軍曹が出てきて
「腕立て伏せをやれ!」っと言ってきたとします。
皆さん とりあえず「なんでですか?」と、聞くと思います。
鬼軍曹は更に続けます。 「いいからやれ!」「文句言わずに腕立て伏せをやれ!」
多くの方は理由なく強制的に腕立て伏せを強要されることに不快感を示すことでしょう。
「やりません!」 と言ったり 「理由を教えて下さい」と言ったりするでしょう。
鬼軍曹は完全無視です。されに続けます。
「お前らは俺に従うのが正しい事 言われたとおりにすればいい!」
「文句を言わずに腕立て伏せをやれ!」
更に拒否すると、服従心がない!と怒られ
体罰を与えられ 腕立て伏せを強要されます。
これが今までの”群れのリーダー”なるトレーニングです。
犬の立場を人間に置き換えるといかに理不尽か・・・・
おやつの為にやるのが嫌だ?
楽しくトレーニングすることは決して悪いことではありません。
言葉が悪いんでしょうね ”ものでつる”という。
言い方を変えると おやつはモチベーションを作る、 動機づけ、やる気を起こす道具。
一番有効な”道具”です。 それ以上でもそれ以下でもありません。
反対に強制的なトレーニングは効率的ではなく
動物愛護的にな面から見ても おすすめできるものではありません。
行動学にそったトレーニングをしようとするなら
そもそも、おやつを使うか 使わないかを議論すること自体、無意味です。
使うか、使わないかが問題ではなく どうやって使うかが重要です。
犬のトレーニングに軍隊式のトレーニングは必要ありません。
つづく