こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日は食の安全の話。
最近、アメリカではBenefulというドッグフードが話題になっているようです。
このフードを食べ、多くの犬が病気になったり、死亡例も出ているとのこと。
製造元メーカー Purinaには正式なクレームが100件以上
また、インターネット上には1000件以上のコメント、クレームが出ていますが
現時点でメーカーはリコールを行なっていません。
報告されている犬の症状は似ており、主な症状は以下のとおり
・全体的に元気がなくなる
・どんよりした目つき
・食べ物、水に興味がなくなる
・歯茎が白くなる
・体のコントロールがきかなくなる 等
Benefulを食べ30分程で症状が出てくると報告されています。
多くのクレームに対し、メーカーがリコールをしない理由としては
リコールの命令が出ていない為。
ドッグフードを管轄し、管理、検査等をしているFDAという政府機関からは
問題を指摘されておらず、リコールするよう指示をされてていないのでリコールしないそうです。
”元々、問題は存在しない”っという、スタンスなようです。
このメーカー、犬の用のおやつでも同じような問題を抱えています。
同メーカーが発売しているおやつを食べたことにより、犬が病気になったり
死亡する健康被害が出ていますが、FDAが原因の特定に至っていない為
販売を続けています。
ただ、メーカーが主張していることも現時点では100%非難できるものではありません。
FDAからリコールの指示が出されていないというのは事実。
また、多くの犬が問題なく食べているのも事実です。
どう考えるかは、各個人にお任せします。
問題になっているBenefulというフードは日本では売っていないので
どんなものなのか調べてみました。
アメリカのAmazon調べたところ
約10kg 3000円程度のフードでした。
安い部類に入るフードのようです。
原料も調べてみました。
主原料トップ5は以下のとおり
・コーン
・チキン副産物
・コーングルテン
・大豆の皮
・全粒粉
値段からある程度、原料は予想出来ましたが典型的な安いフードです。
健康被害の問題があるないに関わらず、
僕のクライアントさんには絶対におすすめしない部類のフードです。
日本でもそうですが、残念ながら
ドッグフード=犬にとって適切なフード
とはなっていません。
安いフードは”それなり”です。
食べても大丈夫ですが、犬の健康を保つためには適切とは言えません。
フードを選ぶ時は何が入っているかしっかりラベルを見る!
フード情報には常にアンテナを張り巡らす!
心がけたいですね。
今日の教訓
犬の食べ物を選ぶ時は慎重に!
参考記事