こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日も昨日に引き続きマダニの話!
昨日、Tick Twisterをご紹介したエントリーでも
少しお話した人間の感染症の話。
最近、ニュースでも話題になっている
“重症熱性血小板減少症候群”(SFTS)
マダニが媒介し人間に感染、発病するウィスルであることが
明らかになりました。
(ウィスルを媒介したとみられるフタトゲチマダニ)
このウィスルにより亡くなったとされる5例目も少し前に発表されました。
普段、生活をしていてマダニを見ることなんてありませんが
犬を飼っている人には結構馴染みがあると言うか、見慣れているというか。
厄介な虫ですよね。
その虫が病気を媒介し、死亡例が出てるなんて
怖い話ですよね。
このSFTSというウィルスは一体何なんでしょう?
2009年に中国で初めて症例が報告され、2011年に日本でも初めて特定されました。
その他、アメリカでも2例報告されています。
ウィルスに感染すると、発熱し下痢や嘔吐、時には頭痛等を起こします。
重篤化すると死亡にいたります。
ただ、このウィスルが新たに発生、発見したウィルスと言うとことではなく
以前から国内に存在していた可能性が高いようです。
今回5例目で発表された方も05年の秋に亡くなっている方です。
厚労省は
「感染源が特定できたので死亡例の確認が続いている。
急に流行するわけではない」と冷静な対応を呼びかけている。
そうですね。感染して亡くなられたのは8年も前の話ですからね。
その他、過去に感染して亡くなった疑いがある方があと5人おり
確認を進めるとのことです。
マダニは春から秋にかけて活動してるので、お散歩でちょっと草原に入ったら
ダニが付いて帰ってきたなんてよくある話です。
急に出てきたウィスルではないので過度に怖がる必要は無いと思いますが
死亡例も出ていることから、前以上にダニには気をつけたいですね。
あ、ちなみにこのSFTSは犬に感染するのか?ということですが
感染してる動物が中国でいることはわかっているが
発病するかは確認されていないようです。
要するに、現時点ではよくわからんって事みたいです。
どっちにしても気をつけたいですね。
今日の教訓
新しく存在が認められたウィスル、SFTS
過度の怖がる必要はないと思うが
犬、人間共にしっかりダニ対策をしましょう。
参考記事