こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

きょうはトレーニングの話。

リーダーズウォーク

ご自身でトレーニングをしている方や
しつけの本を読んだ事がある方は聞いた事がある言葉だと思います。

「犬をしっかり横に付けてお散歩します。
それが”リーダー”として正しい歩き方です!」

と、書かれていたことと思います。

「人間より前に歩いてる犬は自分がリーダーだと思っています。
しっかり横に付いて歩かせましょう。」っと

上記の文章、なんか日本語として違和感を感じませんか?

左の反対は 

上の反対は 

前の反対は 

犬にリーダーが必要で、を歩く事によりリーダーを主張してるのであれば
人間より後ろを歩かせないといけません。 

なぜ横なのでしょうか?

言葉からして矛盾しています。

リーダーの理論では後ろを歩かなければいけない犬ですが
しっかり横に付いて上手に歩ける子もいますよね。
リーダーがどうの、ボスがどうのという理論は関係ない事を意味しています。

横について歩く練習が必要ないと言ってるわけではありません。
横について歩くというのは、わんこや飼い主さんの安全を確保する上
大切なトレーニングです。

しかし、リーダーになると言う考え方、概念は不要です。

じゃー 今までリーダーズウォークと呼んでいたものはなんて呼べばいいのでしょうか?

僕はお友達ウォーキングと呼んでいます。
歩調を合わせてランランラン♪

As108 36

って今考えたんですけどね(笑)
普段はヒールウォーキングと呼んでいます。

このヒールウォーキング、必要な時にしっかり出来れば
普段のお散歩では常に横に歩かせる必要はありません。

だって、そんなお散歩つまらないですもん。こっちも疲れますし(笑)
リードを引っ張らなければ、犬が前を歩くのも自由。

ただ「必要な時にしっかり」と言うのは相当レベルが高いです。 
「必要なとき」と言うのはたいがい人や犬がいっぱいいる場所、交通量が多い場所 
狭い場所など集中する事が難しい所がほとんど。

普段から出来ていなかったら、もちろんそんな所では出来ません。

お散歩中、常に横に歩く必要はないですが
日常のトレーニングとしてやる必要はあります。

楽しく毎日、トレーニングをしていきましょう。

今日の教訓

リーダーズウォーキングは国語のテストでも0点
お友達ウォーキング で安全確保。

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(photo from http://item.rakuten.co.jp/jigsawclub/as108-36/ )