こんにちは。ManahauDogのきむらです。

 

最近、朝晩は冷え込むようになってきましたね。
散歩へ出る服装もちょっと悩ましい季節になってきました。

秋が短く、このまま冬になってしまうような勢いです。

 

散歩をしていると、犬に服を着せる人も最近多く目にするようになりました。
朝は手がかじかむ程 寒い日もありますが、日中太陽のおかげで夕方はそこまでは冷え込みませんし、
朝でも散歩をしていれば温かくなります。 

 

犬に服を着せるのはまだ早いかと思います。

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犬の平均体温は小型犬、大型犬で多少違いがあるものの38度〜39度と人間より2〜3度も高く、なおかつ 彼ら彼女らは毛皮を着込んでいます。

 

犬は寒冷仕様か?温暖仕様か?というと圧倒的に寒冷仕様です。
基本的に犬は暑さには弱いですが、寒さには強い傾向があります。
足のパッドも脂肪があり、寒さに強い構造になっています。

 

人間が寒いからと言って、犬が寒いとは限りません。

 

ちょっと脱線しますが、僕が以前住んでいたニュージーランドでは
冬でも半袖の人や素足の人が多くいました。 彼らは真冬でも薄着の人が多いです。

(因みにNZは南半球にあるため、ハワイのような南国をイメージする人もいますが冬は普通に寒いです。
南島はものすごく雪も降ります) 

 

特に金曜の夜なんて、冬ですら男性はシャツ一枚 女性は薄いドレス一枚でクラブ遊びに興じています。
なんとも信じがたい光景。

 

なぜか?と疑問に思い調べたことがあるのですが
アジア人と西洋人では毛穴の数が違い、寒さの感じ方が違うという説を見つけました。

 

本当かどうかは分かりませんが、明らかに寒さの感じ方には違いがあるようです。

 

人種によって、こんなに寒さの感じ方の違いがあるのですから
犬と人間に寒さの感じ方の違いがあっても不思議ではありませんし、 実際に違います。

 

自分も寒いから愛犬も寒いだろうっと親心で服を着させていると思いますが
それが仇になり反対に暑くて不快な思いをさせているかもしれません。

 

イタリアングレーハウンドのような、脂肪が極端に薄く なおかつ毛も少ない犬種は別として
毛のある犬はこの時期ではまだ服は必要ないかなと思います。

 

どうしても着させたいというのであれば、ハアハアとパウンティングするようだったら
すぐ脱げるような服を着させれば良いのではないかと思います。

 

基本、犬は裸族ですからね。 

 

犬に快適にお散歩できるように気をつけましょう。

 

今日の教訓

 

犬と人間では寒さの感じ方が違う

 

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