こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日はいかに幼児期の社会化が大切かわかる動画をご紹介。
獣医師のマットさんはVet Ranchという団体を立ち上げ、保護活動を行っているようです。
動画を作り、Youtubeにアップして活動を紹介していますが、今回は保健所から一時保護した犬たちを紹介しています。
おおよそ4ヶ月の2頭 ソンとポーラ 疥癬に感染しており肌の状態がよくありません。
治療の為、また保健所のスペースを空けるためにマットさんは彼女たちを一時保護することにしました。
ご覧の通り、2頭の肌はとても荒れています。
保健所でも治療されていたようですが、更なる治療が必要です。
また、しつけをやってる僕が気になるのは2頭の様子の違い。
黒いソンっと呼ばれている子はとっても仔犬らしい様子ですが、茶色いポーラと呼ばれている子は
異様に怯えている様子。明らかに社会化不足で、とても辛い環境で育てられたことが目に見えて分かります。
トレーナーなどが「社会化、社会化!」っとうるさく言うのは、このためです。
4ヶ月でもうこの様な差が出てくるのです。
ソンとポーラは同じ所にいたのかは分かりませんが、ソンだってとても辛い環境で育てられたのだと思います。
個体により差が出るのがよく分かります。
ポーラはとても怖がりなようですので、ほっとけば噛む犬になってしまう可能性が大きいです。
しかし、そこは仔犬。 マットさんに保護されて数週間後のポーラが映っていますが
ソンと激しく遊びすぎて目の淵を切ってしまったり、マットさんが飼っているボクサーと元気に遊んでいる様子がありました。
早く適切な環境に入れてあげれば、遅れを取り戻せます。
しかし、それが遅くなれば遅くなるほど、怖がりという性格を治すことが難しくなります。
凶暴な犬と呼ばれることになってしまうでしょう。
ペットショップから来た子はこのポーラに近い状態の子が多くいます。
まずはペットショップから犬を買わない!
周りにペットショップから犬を買った人がいたら、できるだけ早く社会化をするよう促す。できれば、専門家に会うことをすすめてください。
今日の教訓
社会化を急げ!
出典元:LittleThings.com