こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日はトレーニングの話。
しつけ、トレーニングと言うと
犬に教える、教えこむということを想像すると思いますが
特に一生懸命教える必要はありません。
犬の行動を導く、誘導することでやって欲しい行動が定着していきます。
とても乱暴に言うと行動って,とどのつまり損得が大部分なので
やって欲しい行動に”得”を作ってあげると自然とその行動をするようになります。
お座りや伏せを教えるのにしたって、無理矢理ぎゅうぎゅう押さなくなって
教えることは出来ます。
お客さんによると、今だにぎゅうぎゅうして教えるトレーナーにも会ったことがある人もいます・・ ・
で、どうやって教えるかというと
「別にこっちはやらなくたっていいけど、やらないと 君、この美味しいもの食べれないよ」作戦
結果的にやるざるをえない作戦（笑）
偶然でもなんでも、そのやって欲しい行動の直後に
美味しいものを出してあげれば、その行動と美味しい報酬が関連付けられ
上手に出来るようになります。
これもコツがあって、どうしても食べたいもの 頑張っても食べたいものを使わないと
使えない作戦です。
ですので、こっちのもそれなりの工夫が必要です。
おやつを工夫したり、時間を工夫したり（空腹が一番の調味料！）
ゴールデンレトリバーとかラブとかは大概工夫はいらない犬種もいますが^^
時間もかかるし、忍耐力も必要。 ぎゅうぎゅう押すほうが一見簡単です。
でも、犬に考えさせ、導くトレーニングの方が行動の定着率もいいです。
目に見える即効性よりも、時間を掛けて教えるほうが
結果的に犬に負担がないだけではなく効率も定着率もよい。
ぎゅうぎゅう押して教える理由は一つもありません。
トレーニングは「かわいそう」「大変」っと思っている方
それは勘違いです。
犬が学習していく姿はとても興味深く、愛おしくもあります。
どんどんしつけをしていきましょう！
今日の教訓
しつけは導く！
