こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日は犬雑学をご紹介。
皆さん、自分の犬の写真を撮ることも多いかと思いますが
フラッシュを使うと犬の目からビーームが出てるように光る写真になってしまったこともありませんか?

Yellow eyes

また、暗闇でライトを当てても犬の目は光りますよね。

あれは何で光るでしょうか?

その秘密は犬の目の構造にあります。

犬の目に入った光は網膜にある桿体細胞(かんたいさいぼう)と錐体細胞(すいたいさいぼう)
という視細胞に吸収されます。 
それらが神経に伝わり、最終的に犬が”見える”ということになります。

また、光の一部は網膜をすり抜け、その後ろにある輝板(タペタム)という組織にあたり
光を反射させます。

640px Calf Eye Posterior With Retina Detached 2005 Oct 13

(仔牛の輝板 wikipediaより)

この輝板は光を反射する多くの小さな細胞から出来ており
犬よりも猫の方が多く持っています。

確かに、猫の方が目が光りますもんね。
しかし、人間は全くこの組織は持っていません。残念・・・

輝板にあたり、はね返った光がもう一度視細胞に戻り
光を認識する2度めのチャンスが訪れます。 セカンドチャーンス!!

つまり、輝板を持っている動物たちは2度光を認識するチャンス 見るチャンスがあるのです。 
この機能により犬達は暗闇で”ものを見る”能力が高まります。 

羨ましい機能ですね! 僕も欲しい!

しかし、犬は目からビームを出す機能はなく
懐中電灯代わりに犬を使用することは出来ません(笑)

唯一、犬の目が光ったように見える場合は犬の目と一直線になること。真っ直ぐ犬の瞳を見ること。
なので、カメラのフラッシュを当てると写真に撮られることが多いのです。とのことでした。

Red eyes

なるほどね〜 だから、犬の目は光るのか〜!
犬の構造を知るのも面白いですね。

でも、写真を撮る時にカメラに標準で付いているフラッシュを使って写真を撮ると
全然いい写真は撮れないですよね。
被写体にびしゃーーっと直接光を当てて不自然な写真になるだけですので
使うのはおすすめしません。

最近のスマホのカメラもなかなかなので、フラッシュを使わずに頑張って撮るか
別売りの良いフラッシュを使って自然な光にすることをおすすめします。 

今日の教訓

犬、猫は光を認識するチャンスが2度ある!

出典元:DogChannel.com 
参照:wikipedia 

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