こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日はトレーニングの話

カンブリア宮殿って番組ご存じですか?
面白い会社の社長さんなどが出演してストーリーを紹介する番組なのですが
数週間前、ISAKというインターナショナルスクールを創設した方が出演されていました。

ISAKウェブサイト 

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アジアのリーダーを育てるっというコンセプトで作られた学校。
授業も独特で生徒の皆さんも生き生きと学び、とても楽しそうでした。

番組中 気になる言葉がありました。
ここのISAKの教育方針として以下のことがあるそうです。

正解を教えるのではなく、考える為の方法を教える。

これは犬のトレーニングにも言えることです。
人は犬に教えることに重点を置きます。やって欲しい行動を教え込もうとします。

しかし、そうではなくまずは犬も犬自身が考える力を養ってあげることが大切。

僕のトレーニングはおやつを使っていくのですが、
昔によくやられたいた、力により無理に行動をやらすのではなく、
どうやったらおやつを食べられるのか犬に考えさせ、行動を引き出し、
その引き出された行動をおやつによって強化してあげる。というトレーニングをします。

そうやって何が”正解の行動”なのか犬に考えさせて、考える力をつけていきます。 

また犬は、特に子犬は僕達人間が犬に何かをやって欲しいという要望があることは理解しません。

「遊んで遊んで!」「ご飯ちょうだい!」っと子犬はやると思います。
それと同じようにこちら人間側も子犬君たちの同じように、君たちにやって欲しいことがあると
気づかせる必要があります。 

人間側が犬に何かを求めていて、その求めに応じると美味しいおやつが食べれる
という”システム”を教えなくてはいけません。

一度システムを理解すると新しい行動を教えるときも、スムーズになってきます。 

僕のトレーニングでは犬の行動を導き出すことに重点を置いています。
そのためには犬は考えなくてはいけません。 

何が正解なのか、人間は何を求めているのか考えなくてはいけません。 

トレーニングの始めはすぐに目的の行動が出来なくても焦ってはいけません。
まだそのシステムを理解していないので仕方がありません。

焦らないでシステムを理解すること、考えさすことから始めていきましょう。

今日の教訓

トレーニングは犬にシステムを教えること、自ら考えさせること。

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