こんにちは。Manahau Dogのきむらです。
今日はコラム
まずはこんな記事を見つけたのでご紹介
老化のスピード早い犬「年2回は健康検診受けさせて」と獣医
記事の始めは老犬ホームの話だが、終わりの方に
動物は老化のスピードが早いだけに、「年2回は受けてほしい」とある獣医さんが言っています。
これどう思います?
僕個人的には年2回も受けさせません。
こうゆう医療方針とかは個人でそれぞれ考え方も違うと思いますが
病気も発見、治療だけが1つの方法だとは思いません。
人間の話なのですが、こんな事例をご存じですか?
死亡率、医療費、救急車の出動回数、全て下がった、夕張市
市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。
高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。
死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。
夕張市の病院で務めていた医師によると
・救急病院がなくなってことで、市民のなかに病気の予防の意識が高まったこと。
・終末期医療では、運命、命を受け入れる意識があること。
これらが、要因ではないかと説明しています。
このお医者さんは内科医で以前、胃ろうの手術などもやっていたそうです。
胃ろうとはお腹に穴を開けて直接胃に栄養を送る、そういう栄養法。
しかし、ある時高齢者施設に行くとほとんどの人が寝たきりで胃ろうをされていたそうです。
その医師はこう言っています。
その患者さん、ほとんど意識がない。寝たきりで意識がなくて、会話もできない。
痛いも痒いも言えない。その状態で何年も、長い人は10年以上です。
そのような状態を目にし、医師を辞めようかと思うくらいショックを受けたそうです。
人間でも犬でも、生活の質を考慮しない 生き延びるためだけの医療は僕も疑問に思います。
人間ドッグでもこんなに頻繁に受けるのは日本ぐらいだと聞いたこともあります。
犬も予防的な検査も大切だとは思いますが、やり過ぎもどうかと個人的には思うのです。
おやつもいっぱい食べさせて、お散歩も運動もあまりさせずに家の中で過ごすことが多い。
でも、病気が怖いから年に2回の健康診断を受けさせよう。って言うのであれば本末転倒!
まずは夕張市民の皆さんのように病気にならない予防が大切ではないかと思います。
・安いご飯を食べさせない。
・朝晩しっかり散歩する。
・飼い主、犬共々楽しく過ごす!
等々、健康的な生活を心がける事が始めではないかと思うのです。
皆さんはどう思われますか?
今日の教訓
年2回の健康診断? まずは予防を!
参照:
NEWSポストセブン
logmi