こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

今日はコラム

こんな面白い話を見つけました。

夫婦間の関係修復について研究してる心理学者が
以下の質問をして統計を取ったそうです。 

「夕食作り、ゴミ出し、デートの計画、ケンカの解決等
夫婦関係、恋人関係を維持するためにしているすべての努力のうち
あなたがこなしてるのは何%?」っと質問しました。

もしあなたが55%っと答えたとします。
それが事実だとすればパートナーは当然45%と言うはずです。

しかし、統計を取ると4組中3組 75%のカップルは
100%をかなり超えるそうです。

つまり、自分の方が相手より努力していると自己評価したということになります。
自分の貢献度を過大評価してるっという結果になりました。

これは「責任のバイアス」っと呼ばれ、
相手の努力に対して自分の貢献度を高く見積もることをいいます。

しかし、これはある程度しかたがないこと。受けとる情報量の差によって起こります。
自分がした努力は全て分かっていますが、パートナーの努力は一部を目撃するに過ぎないため起こる現象。

解決策としては、「他人がしてくれた貢献に注目すること」
自分自身がやったことを評価する前に、相手がしてくれたことをリストにするだけ良いとのこと。 

このバイアスがあるとことを覚えているだけでもパートナー間のケンカの種が少しは減るかもしれませんね。
年中ケンカが絶えない方は是非リストを作ってみてください(笑)

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で、ここで犬の話なんですが・・・
犬のトレーニングでも、練習しても中々上手にならない!っという方の中に
「私の犬、覚えが悪い!」っと犬を責める方もいます。
しかし、自分の努力を過大評価していないかチェックが必要です。

本当に集中して、犬と向き合っているのか。
犬が分かりやすいように努力しているのか。
練習を犬も楽しめるよう努力しているのか。 

まず、犬を責める前に自分を過大評価していないかチェックし、行動を見直してみましょう!

でも、反対に
「私が悪いばっかりに問題行動が・・・・」
「私のやり方が悪いばっかりに・・・」

っと自己評価が異様に低い方もいらっしゃいます。
ご自身ばかり責めないで!

バランスが必要ですね。

今日の教訓

犬を責める前に自分を見直す!

参照:GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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