こんにちは。Manahau Dogのきむらです。

皆さん「損失回避性」って言葉を聞いたことありますか?
ビジネス用語で、人は得る喜びよりも、失うことへの恐怖のほうが強く感じる傾向のことを言います。

例えば、
コインを投げて表が出れば1万円 獲得!
裏が出ればあなたが5000円失うというゲームがあったとします。

皆さんにこれ参加しますか? しませんか?

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ほとんどの人は参加しないそうです。

というのも、人は利益の喜びより損失の痛みが2〜4倍であるかのような行動をするそうです。

このゲームで言えば得る可能性のお金(1万円)が、
失う可能性の金額(5000円)の2倍では分が悪く感じます。 

賞金が2万円以上では、参加する人も増える事が予想されます。

しかし、現状でも勝てる可能性は五分五分 そして、得られる可能性の金額は失う可能性の金額の2倍
悪い話ではありません。 

確かに、スーパーなどで食べたことない商品にチャレンジする時
実際買ってみて「あ、意外と美味しい!」という喜びよりも
美味しくなかった時の「ちきしょーー!!」って感情のほうが強く感じませんか?(笑) 

少なくとも僕は美味しくなかった方が鮮明に覚えている気がします。

ドッグトレーニング、しつけをまだまだやる人が少ないのも
このバイアス(偏り)も大きく関係していのではないかと思いました。

特に商品を直接手に入れるわけではないサービスなどにお金を出すというのは
勇気のいることだと思います。

また、人間は良くも悪くも失うくらいなら「現状維持」を好む傾向があるそうです。

しつけをしたことがない方は、トレーナーを呼んで効果がなかったどうしよう!?
っという感情が「損失回避」という行動になってしまうかと思います。

しかし、反対に商品と違って犬のトレーニングは一度 コツを覚えてしまえば古くなるものではありません。
トレーニングも進化していきますので、新たなトレーニング方法というのが時々出てくるかもしれませんが
それをアップデートしていけば、ベースは変わりません。

犬との楽しみ方や接し方が改善でき、決して無駄にはなりません。

「損失回避性」っというバイアスにより、
何か新しいこと チャレンジする機会を失っていることもあるかと思います。 

しつけ トレーニングはチャレンジする価値が大いにあります。
一度トレーナーにあって、どんなトレーニングをするか直接話すことにより
その効果がなかったら・・・っという心配も和らぐと思います。

しつけは必須科目! どんどんやっていきましょう!

今日の教訓

人は「損失回避性」っという習性に勝たなくてはいけない時がある。

参考、引用文献 決定力!正解を導く4つのプロセス
 

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